【コラム】企業コラボの成功事例10選
企業と企業が手を組んで新たな価値を創出する「コラボレーション」。商品開発や販促企画、地域活性化、SNSキャンペーンなど、さまざまな形で展開される企業コラボは、消費者の心をつかみ、ビジネスにも大きなインパクトをもたらします。この記事では、日本企業による多様なコラボレーションの中から、成功事例を10件ピックアップ。それぞれの背景や目的、取り組み内容、成果をわかりやすくご紹介します。
【1】日本コカ・コーラ × ユニクロ:エコをテーマにした大型タイアップ

「い・ろ・は・す」とユニクロが連携し、ペットボトルのリサイクルを促進するキャンペーンを展開。ボトルのQRコードから応募すると、リサイクル素材で作られたユニクロ製オリジナルフリースが当たるという仕組みで、環境配慮とファッション性を兼ね備えた企画が好評を博しました。
【2】マクドナルド × サンリオ:匂わせ投稿で話題先行型プロモーション

ハッピーセットで展開されたサンリオキャラとのコラボ。発売前にX(旧Twitter)で「誰が登場するか」を匂わせる投稿が拡散され、ユーザー間で予想が飛び交い、大喜利的な盛り上がりに。発売前から話題化し、SNS拡散と売上増を両立した好例。
【3】日清食品 × 鬼滅の刃:ファングッズで購買を刺激

カップ麺購入で応募できる「フタ止めフィギュア」プレゼントキャンペーンを実施。鬼滅ファン向けにキャラ別の非売品フィギュアを用意し、LINE経由で応募が可能。抽選で2,000名に当たる設計で、応募殺到。商品販売促進とLINE登録増加を同時に実現。
【4】アサヒビール × ランチパスポート:昼飲み文化の提案

ノンアルコールビール「ドライゼロ」の新しい飲用シーンを創出するため、平日ランチ時間帯にドライゼロを無料提供する企画を実施。ランチパスポートとの協業により、地域飲食店への送客効果も見込め、健康的かつリラックスした食事の提案として評価されました。
【5】サッポロビール × ゴールデンカムイ:地域密着型キャラクタータイアップ

北海道限定ビール「クラシック」と、同地を舞台にしたアニメ『ゴールデンカムイ』のデザイン缶を展開。キャラ別パッケージに加え、6缶パック購入でオリジナルビアジョッキが当たるキャンペーンも実施。毎年恒例となり、地元ファンの定番アイテムに成長。
【6】香川県 × ヤドン(ポケモン):地方創生のアイコン活用

香川県が“うどん”と“ヤドン”の語感を掛け合わせ、ヤドンを県のPR団長に任命。地元食品企業との連携で「ヤドンうどん」「ヤドンだし」などの商品を展開。観光誘致や地域ブランド強化に成功し、自治体と企業とキャラクターの三位一体施策が注目を集めました。
【7】森永乳業(PARM) × Yogibo:柔らかさでつながる異業種連携

高級アイス「パルム」とビーズクッション「ヨギボー」が“やわらかさ”を共通点にコラボ。パルムの巨大パッケージ型クッション「パルムヨギボー」を開発し、Twitterキャンペーンで10名にプレゼント。7万超のRTを記録し、SNSで話題を独占しました。
【8】トヨタ GAZOO Racing × ブルボン(ルマンド):語呂合わせから生まれた異色コラボ

ル・マン24時間レースとお菓子「ルマンド」の語感の近さを活かした「ルマンド24時間」企画。Twitterで共同キャンペーンを行い、くま吉グッズとルマンドをセットでプレゼント。1,400万インプレッションを超えるバズを生み、遊び心あふれる発想が功を奏した例。
【9】雪印メグミルク × ウォーリーをさがせ!:自分が主役になれる参加型企画

顔写真をアップロードすると、自分がウォーリー風キャラになれるコンテンツを公開。SNSでのシェアを促し、ユーザー自身が楽しみながらブランドとの接点を持てる仕掛けが高評価。15万件以上の利用を記録し、好感度と認知度を同時に獲得。
【10】養命酒製造 × おやつカンパニー(ベビースター):老舗同士のユーモアコラボ

100周年を迎えた養命酒製造が、ベビースターラーメンと異業種コラボ。Twitterキャンペーンに加え、「麺文字」で締切を告知するなどユニークな投稿が注目を集める。SNSでの拡散とともに「遊び心ある企業姿勢」に好意的な反応が多く寄せられた。
以上、コラボの目的や規模、ジャンルが多様であっても、共通しているのは“双方の強みを活かした価値提案”と“ユーザー参加を促す工夫”です。企業同士の相乗効果を引き出すコラボは、単なる話題づくりにとどまらず、ブランド強化・販促・地域貢献といった多面的な成果をもたらしています。